happening&trouble  ハプニング&トラブル



 
1990.2.21 オートロック?
閉じ込むはずないのに

   もうおわかりの通り、キーの閉じ込みです。 初めてJAFさんにお世話になりました。
   大したことのないハプニングなんですが、B10では本来あり得ないのです。

   最近のクルマはドアロックをしてドアを閉めることができます(ロックドドア)が、B10はアン
  ロックドドアなのです。外からキーでかけないとロックできません。にもかかわらず、閉じ込んで
  しまったのです。

   この日の夜に起こりました。天気は雨です。
   帰り道の途中、夜食でも買おうと24時間営業の八百屋さん
  へ寄りました。このお店は青果だけでなく、アルコール類や
  軽食も取り扱っておられた、便利なお店だったのです。

   いつものように店の前にクルマを止めて、短時間なので
  エンジンをかけたままドアを閉めたら・・・・

   グチャン というような変な音とともに半ドアになったんです。そして中途半端にドアキャッチが
  かみ込んでもう開けられなくなってしまったんです。

   「何でやネン!?」   閉じ込むことのない構造のはずなのに、ビックリです。

   もうどうしようもありませんから、近くの公衆電話からJAFに救援依頼をしました。
   公衆電話がまだたくさんあった時代です。 しかし、JAFの電話が現在のように#8139では
  なかったですので、番号を調べてかけるというオマケもありました。

   待つこと30〜40分。 この季節ですから寒かったです。
   でも作業はあっという間でした。経過と症状、ドアロックの構造を説明したら、よく見る物差しの
  ような道具ではなく、小さな金属片のようなものを取り出し、助手席側の鍵穴に差し込んでクルッ
  と回して開けられたんです。たったの10数秒です。

   「ありゃ、簡単に開くモンや」
   作業よりも症状説明と報告書作成のほうが時間がかかりました。

   原因はおそらく、ドア側のロックリンクが錆で動きが悪くなって中途半端な位置になったまま
  閉めたからのようです。 時折注油したほうが良いようです。

   この事件以降、エンジンをかけたままドアを閉めるときは窓を開けておく癖がつきました。

1991.4.16 拒否されました・・・ ワイヤーが切れました

   これまたビックリでした。

   出かける前にエンジンオイル量を点検しようと、いつものようにボンネットのレバーを引いたら・・・

   ボンッ という音ともにボンネットが開くはずが、音はそのままでレバーがスカスカになってしまい
  ました。

   「何じゃ?」
   ワイヤーが切れてしまったのです。
   でも、とある方法でボンネットは開けました。防犯上ここでは書け
  ません。
   後期タイプのラジエータグリルですと、開ける方法があるという
  ことだけにします。

   とりあえず点検を済ませて出発しましたが、そうめったに使わない
  部分であるのにも関わらず、機能しないとないで不便です。
   帰ってきてからストックがあることに気づき、交換しました。

   調べるとボンネットキャッチ部分のワイヤー末端が切れてました。
  ワイヤーはやがては切れてしまいますが、時折注油しておくほうが
  よろしいかと思います。

 ボンネットキャッチ

 ここのワイヤーが切れました